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1-4. サーバーの異常をアラートとして受け取ろう
監視設定を行うと、サーバーの応答を定期的に確認して、異常があった場合にアラートを受け取ることができます。受け取るアラートの内容に合わせてルールを作成することで、異常を通知したり、復旧用のコマンドを実行することができます。
1. 監視設定の作成
左メニューの プロジェクト > 作成したプロジェクト名 を選択するとプロジェクト画面が表示されます。左側の円グラフの下にプロジェクトメニューが表示されるので、「監視設定」をクリックします。
監視設定が登録されると、ここに登録済みの監視設定が一覧表示されます。
「監視設定の追加」をクリックすると、監視設定の新規作成画面に移動します。
1.1 監視設定の入力
最初に監視設定を入力します。
- 監視の状態
通常は「有効」に設定しておきます。サーバーのメンテナンスなどで監視を一時的に止める場合は「無効」に設定します。
- 名前
サーバー名など、他の監視設定と区別できる内容を入力します。アラートを受信する際に、Subjectや本文に名前が含まれるため、ルールのキーワード条件に指定することができます。
- 監視対象のURL
アクセスするURLを、プロトコル(httpやhttps)を含めて設定します。
- メソッド
「GET」または「POST」を選択します。REST APIのようにサーバーにデータを送信する必要がある場合は「POST」を選択します。新規作成の場合のみ設定可能なので、変更したい場合は監視設定を作り直す必要があります。
- Content-Type
「POST」でデータを送信する場合のデータのフォーマットを選択します。
- HTTPリクエストボディ
「POST」で送信するデータを指定します。「Content-Type」が「application/json」、「application/x-www-form-urlencoded」の場合はJSON形式で入力します。「text/plain」を選択した場合は、文字列を入力します。
1.2 オプション設定の入力
必要があればオプション設定を入力します。
- キーワード条件
レスポンスとして取得したデータに、特定のキーワードが含まれる/含まれないによって、サーバーの状態を判定します。
通常時には表示されるはずの文字列(ページタイトルなど)がある場合には、その文字列が「含まれる」場合は正常と設定します。
逆にエラーページに含まれる文字列(Errorなど)がある場合には、その文字列が「含まれない」場合は正常と設定します。
- Basic認証
アクセス先がBasic認証を要求する場合は、ユーザー名・パスワードを入力します。
2. ルールの作成
異常を検知した場合に受け取るアラートに合わせて、ルールを作成します。ルールを作成しないと、インシデントが作成されるだけでアクションが実行されません。
OpsAidでは、疑似的に以下のようなアラートメールを受信したとして、アラートを処理します。
ルールの作成方法は、1-2. ルールを登録しようを参照してください。
次は 2. 受け取ったアラートを詳しく知ろう に進み、インシデントの詳細について詳しくご紹介します。